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原料調製:
目的とする性質をもつ物質を得るため、
厳密な分量管理の下で、充分な混合攪拌を行います。
高純度な原料調製と、原料成分の均一性は、製品の質を左右する
重要なプロセスです。
金型作製:
焼成、研磨後の製品収縮を考慮に入れ、高精度の金型を製作します。
成形:
製品の材質や形に応じて、成形方法を選択します。
板状・丸棒など、シンプルな形状のワークは粉末プレス、小型の複雑な形状のワークは射出成形によって製品原型を製作します。
加工:
成形後の柔らかな、あるいはもろい状態の製品原型から機械によって精度出し加工を行います。
仕上げ:
熟練作業者によって焼成前のバリ取りを行います。
焼成:
ここでセラミックス本来の強度と耐磨耗性が得られます。
焼成条件、温度や時間など、により、製品の高度や、耐摩耗性、耐熱性、透光性などの製品特性が決まります。
MARU-Uでは、焼成条件の精密な管理と制御により、製品に合った特性を実現しています。また、より高機能が得られるHIP焼成もできます。
研磨:
焼成後の非常に硬い製品を高精度に仕上げるため、ダイヤモンド砥石などで研削またはバレル研磨を行います。
製品や素材の特性に合わせて、研磨条件も細かく調製しています。
検査:
全数目視検査の傍ら、寸法精度、面粗度等のロット抜き取り検査を行います。徹底した品質管理による高品質、高精度なファインセラミック製品をお届けしています。
出荷: