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常に進化し続けるため、新しい課題、難しい課題に社員一丸となって取り組みます。どこにもまねのできない製品を製作するなど、丸ウにしかできない方法でお客様のご要望にお応えし、また問題解決のお役に立てればと思います。
弊社の歴史は昭和元年、私の祖父にあたる加藤丑之助の電磁器(絶縁碍子)製造から始まりました。その後、父である先々代社長が、「小さくてもより付加価値の高い製品を作ろう」と考えました。当時、絶縁碍子を製造する傍らで陶器の繊維機械部品(糸道)も製作していたのですが、アルミナで製作するとより高性能なものができると聞きつけた父は、それをヒントに材質の変更に挑戦し始めました。昭和44年からは本格的にファインセラミックス事業に特化し始め、現在の基礎を築きました。
やがて私の兄である厚が丸ウに入社します。その後の丸ウの発展において一番の転換点となったのはこの時です。父から「小型のアルミナ製品を作るために射出成形の技術を確立しなさい。」という命題を与えられた兄は、1年以上の試行錯誤を繰り返しながら、ついにそれを成し遂げました。この時の努力と執念が結実し、今では丸ウの最大の強みである「小型・高精度部品の製造技術」の基盤になったと信じています。
その後は兄と二人三脚で技術の向上に必死に取り組みました。私が社長を引き継いだ現在も、その当時の気持ちは常に心に留めています。
我々は常に複数のお客様から新しいテーマを頂き開発に取り組んでいますので、困難と思われるテーマでも是非一度投げかけて下さい。丸ウが挑戦します。
主要製品である繊維機械部品の開発生産はもちろんのこと、今後は新たな分野にも挑戦していきたいと考えています。お客様に要求されたものを作るだけではなく、こちらから更に良いものを提案できるようなメーカーでありたいと思っています。
株式会社丸ウ製陶所
代表取締役